ピアノ初心者でも簡単に伴奏を付けれるコードの探し方

ピアノで伴奏を付ける場合、2通りの方法があります。

一つは楽譜通りに伴奏を弾くこと、もう一つはコードを弾く方法です。

ピアノ初心者ですぐに弾き歌いや伴奏に挑戦したい場合、コードを弾く方法がオススメです。

コードの探し方を初心者でもわかりやすい2つのポイントでまとめました。

コードの基本

ポピュラー音楽やジャズなどをピアノで演奏する場合、和音を分散させるか同時に鳴らして伴奏をします。

この、3つの音もしくは4つの音を使った和音の組み合わせには名前がついており、コードと呼ばれています。

コードはメロディーが進むにつれて切り替えないと、響きの相性が悪い不協和音が鳴ってしまったり動きのない曲になってしまいます。

コードを切り替えていくことはコード進行と呼ばれ、探し方がわかれば曲のアレンジをしたりオリジナルの曲を作ることも可能です。

コードの探し方

簡単にメロディーと相性の良いコード探し方のポイントは…

1.ドレミをすぐにABCで置き換えられるようにする

2.コード進行のパターンに慣れたら他のコードを試す

コードはCやAmなどのアルファベットで表します。

まずはこのアルファベットの仕組みを理解し、ドは「C」レは「D」と自分で置き換えられるようにします。

覚え方の中でも簡単なのはABCの最初がC(ド)から始まってG(ソ)まで行ったらA(ラ)、B(シ)で終わると順番を覚える方法。

もう一つは「シーディーイーエフジーエービー」と口に出して暗記する方法もあります。

多くの曲は最後の音が基本となるコードのルート(根音)となっており、♯や♭が無い場合は最後がドだったらコードは「C」、ラだったら「Am」と、ドレミからABCに置き換えることで基本となるコードが予測できます。

「C」のようにアルファベット1つだけのコードはメジャーで明るい響き、「Am」のようにmがつくものはマイナーコードで暗い響きです。

また、「G7」など7がついている場合は3つの和音ではなく、ソ・シ・レ・ファのように4つ目の音も弾く和音です。

4つの音を弾かず、シ・ファ・ソと弾くこともできます。

コードを覚える際にはインターネットでピアノコード早見表をダウンロードすると、どの鍵盤を押せばそのコードを弾くことができるかわかって便利です。

初心者のうちはまず、簡単でCメジャーな曲に便利なC(ドミソ)→F(ファラド)→G7(シファソ)のコード進行をマスターしてみましょう。

例えば有名なアメリカ民謡「茶色の小びん」では1小節ごとにC→F→G7→C→C→F→G7→Cで伴奏をつけることができます。

いきなり色々なコードに挑戦する前に、コード進行の探し方や弾くコツをつかみ、徐々にバリエーションを増やしましょう。

まとめ

コードの組み合わせや進行は様々ありますが、ご紹介したC→F→G7→Cの運指がスムーズに出てくるようになるとそれだけで何十曲と簡単な伴奏がつけられるようになります。

また、和音を同時に弾く、バラバラに弾く、音を伸ばす、スタッカートなど演奏方法を変えるだけでもバリエーションが増えるのでオススメです。

ピアノのコードに慣れてきたら自分が好きな曲がどんな音で構成されているのか、楽譜を見ながら好みのコード進行を探してみるのはいかがでしょうか。







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