ピアノに興味はあるけど、毎日の練習時間や初めてからの期間はどれくらいで上達するのか心配という方も多いようです。
大人になってからピアノを始める場合、練習の環境や時間は自分で用意しなければならず、忙しくてあまり練習できないのではないかと思うとなかなか一歩を踏み出せません。
独学の練習やレッスンを始める前の不安種である、「どれくらいで上達できるか」に注目しました。
上達を実感するタイミング
上達を自分で実感できるタイミングは…
・両手を使う曲をひくようになった
・聞いたことのある曲が弾けるようになった
・始めたころに楽譜を見て難しそうだと思っていた曲が弾けた
・教本が一冊終わった
・ペダルを使うようになった
・楽譜売り場で「弾けそう」と思う曲が増えた
・好きな曲の伴奏がつけられるようになった
大人のピアノは誰かに演奏をきいてもらう機会が子供ほど多くあるわけではありませんので、人から上達したことを褒めてもらえる機会も少ない傾向にあります。
一回ごとの練習では少しづつ上達していくのであまり実感はありませんが、気づくと難しい曲が弾けるようになっていたということはあります。
どれくらい練習すればいいのか
上達を実感するくらいまでピアノが弾けるようになるには、それなりの練習量と期間が必要です。
1日1時間、毎日集中して基礎からしっかり練習ができた場合を目安に考えると、１ヶ月程度でも両手を使った曲を弾けるようになります。
早ければ一冊の教本にある曲を１年で終わらせることもできます。
しかし、どれくらい練習するかは生活スタイルや練習方法、集中力によって一人ひとり違うので、1日何時間練習しなければならないとか何ヶ月でここまで弾けるようになるとは言い切れません。
忙しい方は毎日１時間の練習時間を作るのも大変なので、休みの日に練習量を増やして仕事の日は数分という方もいらっしゃいます。
比較的上達がすぐに実感できるのは、コード奏法から始める方法です。
初心者でいきなりコードなんてわからないと思われるかもしれませんが、全くの初心者でコードから始められる方向けの楽譜もあります。
少ないパターンで多くの曲を弾けるようになり、早ければ数日で好きな曲の伴奏がひけてしまうこともあるのでポピュラー音楽や歌謡曲に興味がある方にオススメです。
まとめ
既にピアノを趣味にしている大人の方は、自分のペースで無理なく練習していますし、それでも数年後に大曲を弾けるようになる方も沢山います。
上達するペースはどれくらいかあまり考えず、自分は自分のペースでと割り切って始めてみても良いのではないでしょうか。
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