ピアノの練習をしていると、どうしても集中力がとぎれてしまう瞬間があります。
一度集中力がとぎれると、もう他のことが気になってしまって練習内容が頭に入ってこないものです。
長時間練習しても同じミスばかり繰り返してしまえば、上達の妨げにもなります。
練習時間いっぱいに集中力を持続させたいときのコツについてお話します。
集中力が切れる原因をつきとめる
練習中に集中力が切れる原因はいくつもパターンがありますが、そのうちのいくつかをピックアップしてみます。
・気分が乗らない日
・他のことに熱中している
・誰かから話かけられる
・曲に飽きてしまった
・うまくいかずにイライラしてしまう
原因は一つではなく、気分が乗らないのに誰かから話しかけられてしまったり、曲に飽きてきてテレビを見るほうが楽しいというように複数あてはまることもあります。
複数原因がある場合は、問題を一つづつクリアにしていきましょう。
対処法
ピックアップした原因を元に対処法を考えてみましょう。
気分が乗らないときは練習し始めてから数分もせずに集中力がきれてしまうこともあります。
さらに掘り下げて原因をつきとめると、睡眠時間が短かった翌日や食前や食後、暴飲暴食した後など脳が練習モードにきりかえられなくなっていると気分が乗りづらいです。
毎日練習中にすぐ集中力が落ちるときには、意外かもしれませんが寝る時間を早めにしたり食事を健康的なものにするのがコツです。
また、他に面白いテレビやアプリ、漫画などがあって練習中に他のことを考えてしまう場合はだらだらと長時間練習するのではなく、いっそのこと数日間練習時間をいつもより短めにしてみるのも一つの手段です。
その代わり、決めた時間内はいつも以上にピアノの表現やミスする場所の弾き方にこだわって練習しましょう。
誰かから話しかけられたり、パソコンやスマホに通知がくると集中力が一気に落ちます。
練習する前に家族に静かにしていてもらうよう伝えたり、スマホの電源を落とすなど準備をしてから始めるのがコツです。
曲に飽きてしまった場合は、いつまでに合格するか目標をたてて、そのために今日はどこまでできるようにするか細かく決めて達成するようにします。
うまく弾けないときは、1曲を流してひくのではなく、4小節ごと、8小節ごとと細かくわけて苦手な部分を克服するピアノの練習奉納に切り替えるのがコツです。
まとめ
休日にまとめて何時間もピアノを練習する方もいますが、一般的に人間の集中力は2時間ともいわれており、5時間6時間の練習を最初から最後まで同じペースで行うのは難しいと言えます。
集中力がどれくらい続くかは個人差が大きくありますが、長時間練習するときには「ピアノの練習」と一塊に考えるのではなく、指の運動、教本の練習、レパートリーといった具合に分けて考えて取り組むのもピアノ上達のコツの一つです。
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