ピアノのコードを弾くときの指の使い方

ピアノのコード奏法を学ぶ時、指の使い方をマスターしていないと演奏がもたついたり間違った音を弾いて不協和音が鳴ってしまう原因になります。

コードを滑らかに弾く練習方法とコツをまとめました。

左手は最低限の動きにおさえる

コードを弾くときに重要なことは左手の無駄な動きを少なくすることです。

一つのコードを弾いて次のコードに移行する頻度が多い曲では特に、弾いている音から離れた音に移行するのが難しいため近くの音を弾けるように練習しましょう。

和音の中で使われている音の一つは指をそのまま、次のコードを弾くときにも残して弾ける組み合わせにするのがコツです。

コード進行のパターンはいくつもありますが、何度も練習することで自然と次の和音を弾けるようになります。

様々なパターンで弾く

ピアノを自然に和音を引けるようになるまで弾きこなすには、同じコード進行を様々な演奏パターンで弾く練習が効果的です。

練習するときにはメロディーと切り離して、左手の指の動きを1つのコードづつ慣れさせてから両手奏にします。

4分の4拍子を全音符で1小節ごと和音を弾く練習から徐々に細かく8分音符で弾いたり、和音の低い音からアルペジオで弾く、1つのコードを分けて弾くなど練習します。

慣れてきたらその曲で弾く次のコードを同じように練習し、最後に組み合わせてコードからコードへの移行を練習します。

コード進行を練習するときには、次の音を探すときに手首や指が無駄な動きをしていないか丁寧にチェックして動きを最低限に抑えます。

アクセントで離れたコードを弾く場合はその部分をピックアップして、念入りに練習を重ねます。

この練習をするときに強くフォルテで弾く、弱くピアノで引く、スタッカートで弾くなどのパターンも併せて行うと実際曲を弾くときの表現に対応できる指の使い方も身に付けることがけでます。

コードの練習をしていると手首に力が入りすぎることもあるので、肩が上がってしまったり、手の甲の筋が浮き出るような力の入り方をしているのに気づいたら脱力を意識してみましょう。

ピアノの演奏テクニックで裏拍にアクセントをつけるというものもありますが、指の力が不十分だと不自然になってしまいます。

まとめ

ピアノコードは左手の形さえ覚えて、すぐにその手の形をつくれるようになれば多くの曲に対応できます。

右手と併せる前の左手の練習は、1曲を仕上げるつもりではなくコードの手の形を覚えるようにすると上達しやすくなります。

右手と一緒に弾くときも様々な演奏方法で弾いて回数をこなしましょう。







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