ピアノ初心者用楽譜はDVD付がベスト?楽譜選び3つのポイント

一口にピアノの初心者用楽譜といっても、楽譜売り場にいけば同じようなタイトルの楽譜は沢山あります。

中をのぞいてみると、説明が少ないもの、曲の難易度が急に上がってしまうものなど内容が大きく違うことも…

レッスンに通っていれば、説明が省かれた楽譜でも先生が解説してくれるので問題はないですが独学でピアノを始める場合にはわかりやすいに越したことはありません。

最近ではDVDつきの楽譜もありますが、DVDの内容にも違いがあります。

自分で楽譜を選ばなければならない初心者がどんな楽譜を選べばいいのか、3つのポイントにまとめました。

レッスンに通う場合

同じピアノ初心者でも、レッスンに行く場合と独学で練習する場合には違いがあります。

レッスンに通い始めたばかりの人は、先生があらかじめ楽譜を用意してくれているか「○○出版のバイエルを用意してください」と指示してくれる場合もあります。

ただ、いきなり「次のレッスンまでにバイエルを用意してきてください」としか言われなかった場合、楽譜売り場に行ってから戸惑うことになります。

保育系や音楽系の学校に進学するときの副科でピアノレッスンがある場合、バイエルと言われれば「全音ピアノライブラリー標準バイエル」を示している場合が多いです。

それ以外の目的でレッスンに通う方は、買いに行く前に先生からどの楽譜を買えばいいか確認するようにしましょう。

独学でピアノの練習をする場合、標準バイエルは楽譜が小さくて説明もシンプルなため、「大人のための」や「子供のための」と書かれた楽譜を選ぶとスムーズに練習できます。

○○のためのバイエルといった楽譜の種類は沢山あり、バイエルの曲は使われていますが練習する順番や、ときどき挟まれるバイエル以外の小曲、説明が違います。

独学で練習する場合の選び方

独学でピアノを始める初心者が楽譜を選ぶときのポイントは3つ。

・ピアノの鍵盤や押さえる指の図を使ったわかりやすい説明

・音符が大きい

・3冊程度にまとめられている

一番重要なことは、音楽用語がわからない初心者でも理解できる説明がある楽譜です。

最近ではインターネットで楽譜の購入もできるようになりましたが、どの楽譜が一番わかりやすいのか比べるには実際に書店や楽器店で見るのが一番です。

DVD付きの楽譜を選ぶ場合、楽譜にある曲の演奏のみ収録されている場合と説明つきのDVDがありますので自分に合ったものにしましょう。

DVDで説明を聞いて楽譜にあまり説明が書かれていない場合は、練習前にDVDを再生する手間がかかるようになるので練習が面倒にならないようなものを選びます。

CDやDVDがついている教材は割高ですが、自分が練習している曲や次に練習する曲を聴いてモチベーションが高まるようであれば取り入れてみましょう。

また、慣れれば小さい音符でも問題ありませんが、初心者のうちは見やすい大きな楽譜を使うことをオススメします。

教本が3冊程度にまとめられているシリーズをオススメする理由は、無理なく難易度が高い曲に進めるからです。

標準バイエルでは1冊にまとめられていますが、説明やバリエーション曲が入った初心者用教材を一冊でまとめるにはバイエルの曲を減らす必要があります。

ピアノは何度もバリエーションを弾くことで上達するので、説明も曲数も確保しようとすると、どうしても2、3冊になってしまうのです。

まとめ

最近では独自の初心者用ピアノ教材を販売するネットサイトも増えてきていますが、他の初心者用教材と比べて高額な場合でも内容はそれほど変わりないものもあります。

内容が素晴らしいものであれば購入価値はありますが、楽譜の中を見て、他バージョンのものと比べるとその教材を使うメリットやデメリットを知ることは上達の鍵です。

初心者用の楽譜は遠くの楽器店などに行かなくても、書店の楽譜コーナーなどにもあるので、初心者のうちこそ自分の目で確かめて選ぶことをおすすめします。







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