ピアノ初心者が弾いても栄えるクラシックの有名曲

楽しんで練習ができることはピアノ上達で重要ですが、毎日同じような曲を弾き続けているとモチベーションが下がってしまうこともあります。

聞いたことのある有名なクラシック曲の練習を始めると、手間のかかる譜読みも楽しく、一曲弾けるようになったときには自信もつきます。

初心者で指の運度となる教本も進んできたら、音楽的に楽しい曲や切ない曲、激しい曲にチャレンジしてみましょう。

ピアノ初心者が弾いても聞き栄えが良く、練習のやりがいを感じる有名曲をご紹介します。

オススメのクラシック曲

クラシック曲を教えるピアノ教室で、発表会のときによく演奏されている初心者向けの曲が何曲かあります。

・スケーターズワルツ

4分の3拍子のワルツで、のびのびと歌うメロディーは覚えやすく楽しそうな曲です。

左手の伴奏も途中で賑やかになりますが、実際に弾いてみるとそれほど難易度は高くありません。

盛り上がりもあるので弾いていて楽しい曲です。

・アラベスク

バイエル中盤程度の難易度で弾けるブルクミュラーの曲ですが、強弱やテンポの緩急が激しくテンポも速いので聞き栄えがします。

指の練習ばかりで表現する曲をこれからチャレンジしていきたい人はぜひ取り入れてほしい1曲です。

・ジムノペティ

スケーターズワルツやアラベスクは子供のピアノ発表会でもよく演奏されるので子供っぽいと感じたら、エリック・サティのジムノペティがオススメです。

長いピアノの歴史の中では比較的現代に近い、印象派のサティは奇抜なタイトルの変わった曲を作ることも多かった作曲家ですが、この曲は一つ一つの音が身体にしみるような美しさがあります。

テンポがゆっくりなので、丁寧に弾くようにしましょう。

・エリーゼのために

数あるピアノ曲の中でも有名なエリーゼのためにですが、難易度がそれほど高いわけではありません。

ブルクミュラーが終わってソナチネ前半を弾くころにチャレンジしてみましょう。

自分で探す場合

クラシック曲を原曲のまま弾くことは勉強になりますが、初心者のうちにすべて原曲で弾こうとすると曲選びが難しくなってしまいます。

初心者用にアレンジしたクラシックの有名曲も沢山ありますので、自分の弾ける教本の難易度に併用できる楽譜を探しましょう。

書店や楽譜売り場、インターネットの通販でも「バイエル○番程度」「ブルクミュラー程度」「バイエル併用」と書かれた楽譜がありますので参考にしてみて下さい。

まとめ

初心者のうちは教本がどれくらい進んだかで上達の実感をえることも多いですが、併用して有名な曲も練習すると教本では身に付かない表現の楽しさに気づくこともあります。

また、つぎはどの曲を弾く、いつかあの曲が弾きたいなど自分が弾きたい曲を探す楽しみがあると、ピアノ練習のモチベーションもあがるので実際に楽譜探しをしてみてはいかがでしょうか。







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