ピアノの上達に個人差が現れやすい中学生のレッスン対処法

幼い頃からピアノを習っていても、中学に進学した途端、部活や勉強で練習時間がとれなくなりピアノレッスンをやめてしまうという方もいらっしゃいます。

また、ピアノは続けたいけどレッスンに行っても上達せず、保護者と毎週喧嘩になってしまうという方もいるようです。

実は中学生のピアノレッスンでは驚くほど成長する子と、急激に上達が遅れてしまう子の差が激しく、大人になってから音楽を趣味にできるかできないか決まると言っていいほど大切な時期です。

時間や費用をかけて何年も続けてきたピアノを弾かなくなってしまうのではなく、曲選びや上達進度を調節して大人になってからの趣味につなげられるような対処法をご紹介します。

時間がとれないだけではない

中学生になって部活を始めたり、受験対策で塾に通うようになると急に時間がとれなくなってしまう方も多いのですが、中学生の上達で難しいのは時間ばかりではありません。

保護者から見ればまだまだ子供だと思っていても、この3年間で考え方が変わってくるので今まで通りの接し方では無理が出てきます。

今まで「練習しないと辞めさせる」と言って続けてきた家庭は、「じゃあ辞める」と辞めてしまうことも多いのですが、この時期は一番身近な親に本音を言わない子供も多いのです。

そのため、他人であるピアノ講師には「本当は辞めたくない」と相談している場合もあります。

今まで保護者が怒って練習させていた場合は注意が必要です。

上達の種類と対処法

中学生は身体の発達や理解力がついてきて、上達する子はグンっと伸びる時期でもあります。

今まで自分から練習を進んで行っていたのであれば、体力的に疲れていて練習時間が短くなっているだけの場合もあるので様子を見て話を聞いてあげてみて下さい。

保護者が怒るまで練習をしていなかったという場合、まずはピアノを習う目的について1度考える必要があります。

もし進路で保育や学校の先生、音楽の方向で進みたいと考えているのであればピアノを弾けた方が有利になる場合も多いので、どの程度弾けるようになるか調べて目標を立てましょう。

趣味として長く続けたいようであれば、今まで教本中心で基礎やクラシック曲を弾いているところから、自分の弾きたい曲を練習するレッスンに切り替えるのもオススメです。

最近ではアニメ映画の曲やボーカロイド曲、ゲーム音楽などサブカル的な音楽を取り入れたところ練習するようになるという子供も多いのです。

そういった曲はレッスン料を払ってまでやらなくて良いと考える保護者の方もいらっしゃいますが、大人になってから趣味で弾く楽譜はコード進行で書かれたものなどもあります。

クラシックとは弾き方が違うので、ピアノを1度辞めてから弾いてみたい曲と出合っても「わからないから諦めよう」と再開できないことも多いのです。

大人になってからレッスンに通うか通わないかは別として、趣味で再開しやすくなるので中学生のうちから様々な曲を経験することも重要です。

まとめ

受験が近くなってレッスンに通えない場合、教室によっては数ヶ月お休み期間がとれる場合もあります。

中学生はこれからピアノとどう関わっていくのか重要な時期なので、レッスンでの上達速度よりも内容を重視することが大切です。

曲のジャンルやレッスン頻度を変えることで、グンっと上達する子もいるのでまずは本人や講師と話し合って方向性を定めましょう。







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