ピアノの弾き方は独学だと癖がつきやすいって本当?

独学で練習していると手の使い方やリズムの正確さなど、細かい部分が細かい部分が自己流になりがちです。

自分で気が付いて直せる部分、指摘されるまで気づかない部分もあり練習を続けるうちに癖になってしまうことも…

演奏の癖は時に音に表れるので、聞いている人にもわかるような癖がある人もいます。

演奏表現の邪魔になるような癖をつけないためには早めの段階から基礎を学ぶ必要があります。

独学で癖になりやすい部分と癖になりにくい弾き方をご紹介します。

手や姿勢の癖

最近ではピアノ独学者が使いやすい楽譜やテキストも多く、最初の数ページで姿勢や手の形、指番号など基本的な弾き方の説明が入っていることがほとんどです。

しかし楽譜を弾く部分に早く移りたい方は、姿勢や指はなんとなくわかったらすぐに弾くことへ移行してしまうので身につかないままの弾き方で進んでしまうこともあります。

実はこの最初に書かれた姿勢や指の細かい指定を毎回の練習で心がけていると、曲が進んで壁にぶつかってもなんなく進めるヒントがつまっています。

ピアノ教室でレッスンを受けていても「1度言ったら次までには覚えてきてね」と、何度も指摘しない先生もいらっしゃいますが優秀な先生であれば姿勢の指摘はしているはずです。

肘の角度が広すぎず狭すぎない90度くらいになるように、椅子の高さや鍵盤との距離を調節しましょう。

ピアノを弾くフォームがしっかりしていると余計な力を使わず、スムーズに演奏することができるので長時間の練習でもストレスを感じにくく、音のコントロールも正確になります。

手の形は、手の平が1cm~3cmほど鍵盤から浮くような形で手首や指の関節がへこまず、内側にゆったり丸みをおびるような弾き方を心がけましょう。

指番号をおろそかにしない

ピアノの曲にはどの指を使って弾くか示す指番号が書かれている楽譜があり、初心者用の楽譜ではほとんどの曲に番号がふってあります。

曲が簡単なうちは番号を無視して他の指をつかっても弾けてしまうような場面もありますが、曲が進むにつれ番号がかかれていない譜面も増えてきます。

指番号を初心者のうちから守って練習をしているとその曲だけではなく他の曲の同じような部分も応用して弾くことができるのですが、指番号を無視して弾いているとちんぷんかんぷんになってしまいます。

独学では指番号が間違っていても指摘されないので、正しく弾いているつもりで間違っていた部分などはスルーしてしまいがちです。

指番号はスムーズに弾くためのヒントでもあり、無視して弾くほうが指が難解に絡まってしまう弾き方になることもあるので音が弱くなったり、逆に強く出すぎるなどデコボコした演奏にもなってしまいます。

こまめに確かめながら練習をしましょう。

まとめ

ピアノレッスンに通っていると、曲が進んでいても先生から気づいた段階で指摘してもらえるので一旦冷静に癖を修正することもできますが独学では間違いに気づきにくく、戻って練習する機会も少ないのが特徴です。

沢山進んでから方向修正をするのは難しいので、なるべく最初から癖をつけないように基礎づくりをしましょう。

また、1つ進んだら1度振り返って間違えている部分を修正してから先へ進むなど、立ち止まることや見直しの時間を設けることで演奏の癖を減らすことができます。







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