弾き語りやバンド演奏の鍵盤楽器など、ピアノで伴奏が弾きたいと思ったとき初心者でもすぐに弾けるようにしたい場合はコード奏法がオススメです。
簡単なものであれば、両手でピアノを弾くことができないような初めて間もないほどの初心者であっても、練習をすれば短期間で左手の伴奏がつけられるようになります。
ピアノ初心者が簡単に伴奏ができるコード奏法の魅力と練習法についてまとめました。
コード奏法の魅力
コード奏法とは3つもしくは4つの音を使った和音の組み合わせであるコードを覚えて、メロディーに合わせてそのコードを弾いていく演奏方法です。
和音の組み合わせや、コードから次のコードに進行するパターンはいくつもありますが、一度マスターしてしまえば多くの曲に応用することができます。
アレンジや組み合わせの工夫は必要ですが、クラシック音楽のように一曲ごと全く違う手の動きをするわけではないので初心者でも取り組みやすいといえます。
また、楽譜を読むのが苦手な人でもアルファベットのコードで書かれた楽譜は非常にシンプルなので、あまり警戒しなくても大丈夫です。
コード奏法の練習法
コード初心者にまず用意していただきたいのは、初心者向けの説明がわかりやすく書かれたコード奏法専用の楽譜です。
楽譜コーナーで実際に内容を確かめて、同じコードを使った例題曲が何曲も入っているものがオススメです。
なぜなら、コードは楽譜を見て確かめながら弾くというより、アルファベットを見て感覚で手を動かすため、様々な曲で何度もコードを弾きこむことが大切だからです。
初心者用に順序よく解説してあるコード奏法の楽譜では、C「ド・ミ・ソ」だけで弾ける伴奏の曲からCとFのコードを使った曲、C→F→G7を使った曲というように無理なくステップアップすることができます。
3つのコードだけでも様々な曲が演奏できるようになるので、弾けるようになったと実感しやすいので楽しく練習を続けることができます。
まとめ
大人が趣味で行うピアノの練習は、順序よく基礎の教本を1から始めるよりも、いきなりコード奏法に取り組んでしまった方が充実感があり楽しめる場合があります。
もちろん基礎をつける教本と併用で使用できればベストですが、飽き性の方や伴奏だけでいいと割り切っている方はコード奏法から始めて徐々に楽譜を読めるようにしていく方法もあります。
自分の練習に対するモチベーションが下がるとピアノを触る時間が自然と減ってしまいがちなので、ぜひ曲が弾けたという達成感が得やすいコード奏法をとりいれて練習を楽しみましょう。
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