好きな音楽を聴いて、自分もこの曲を弾いてみたいと思ったことはありませんか?
クラシック曲や人気のポピュラー曲、話題の映画音楽などは楽譜売り場でも購入できる曲は沢山あります。
しかし洋楽やゲーム音楽、ボーカロイド曲などは有名な曲以外になると自分の好きな曲の楽譜を手に入れにくいものです。
コードについて理解していると、耳コピのコツがつかみやすいのでチャレンジしてみましょう!
耳コピしてピアノの譜面にするための方法とコツについてまとめました。
耳コピの方法
耳コピは聴音とも呼ばれ、主に聞いた音を楽譜に書いたりパソコンのMIDIに打ち込む、または演奏することです。
ピアノの上達と同じように、耳コピは何度も聞いて楽譜やMIDIにする作業を繰り返すことでコツをつかみ、早くできるようになります。
耳コピをするときに必要なものは…
・音源
・再生するためのプレイヤー
・五線譜(DTMとして使いたい場合はMIDI打ち込みソフト)
・筆記用具
・音の確認ができる鍵盤楽器もしくはアプリ
耳コピでは聞き取りにくかった部分を繰り返し再生することも多いので、再生するプレイヤーは自分が聞きたい部分に秒単位で戻れるものにしましょう。
筆記用具は何度も消せる鉛筆かシャープペンシルですが、軽く書いてもしっかり残るBなど柔らかめの芯を使うことをオススメします。
また、間違えた音で楽譜に書き起こしてしまうとそこから音がズレていくので、音の確認をする小さなキーボードやスマートフォンのアプリなどを用意します。
聞き取るコツ
小学校に上がる前から音感をやしなうレッスンをしていた方は、コードとして音を聞き取ることも可能ですが大人になってから始める場合はパーツにわけて耳コピしていきます。
曲は音程、リズム、和音で構成されているので一度に全て聞き取ることは難しいため、一つづつ行います。
聞き取る順番ですが、メロディーは聞き取りやすいので先に書きおこし、次に伴奏の一番低いベース音を聞き取ります。
真ん中の音は一番聞き取りにくいのですが、コードについて理解があれば、メロディーとベースからコードを割り出して真ん中の音を予測しやすくなります。
音を予測したらピアノやキーボードで音を確かめながら先に進みましょう。
まとめ
絶対音感は小さいうちにしか身に付かないといわれていますが、相対音感は大人になってからも身に付けることができます。
絶対音感と違って、先にド・ミ・ソなど基準になる音を聞いて、その音からどれくらい高い音、低い音なのか比較しながら音を把握する能力です。
耳コピにチャレンジするときやピアノでコード奏法をするときに、小さくてもいいので声を出しながら音を確かめるようにすると、基準にする音と比較しやすく身に付きやすいのでオススメです。
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