ピアノ上達に最も適した練習時間は?朝練と夜練のメリット

ピアノが上達したいと意識し始めたら、練習方法や空き時間の使い道などありとあらゆる面で効率的に行いたいという方も多いのではないでしょうか?

ピアノの練習時間は長いか遅いかだけでなく、朝やるか夜やるかといった練習開始の時間によっても上達の効率が変わります。

一般的には朝がピアノ上達に最も適していると言われていますが、なぜ朝の練習が良いのでしょうか。

朝と夜の練習をそれぞれのメリットから比べてみました。

近隣への配慮

ピアノで練習するときには近隣への配慮からあまり早すぎる時間、遅すぎる時間に行うことは好ましくありません。

一般的に生のピアノは朝9時~夜8時くらいまでの間と言われています。

自宅のピアノがグランドピアノの場合、自分に聴こえる音は大きく感じますが、アップライトピアノとそれほど近隣への音漏れは変わりません。

アップライトピアノも大抵の場合、音が向かう方向に壁があって気づきにくいですが音量が小さいわけではないのです。

また、場合によっては時間内の練習であっても気にする方もいらっしゃいます。

気になる場合は消音ペダルや消音レバーを使用してみましょう。

最近では生のピアノと変わらないタッチで消音機能がつけられるため、時間を気にせずヘッドフォンで練習する方も増えています。

朝練習と夜練習のメリット

朝練習と夜練習にはそれぞれメリットがあります。

朝練習のメリットは…

・毎日同じ時間に練習時間を設定しやすい

・疲れる前なので集中して練習ができる

・誘惑が少ない

ピアノ上達には毎日コツコツ練習することが重要ですが、学校や会社から帰った後に練習時間を設定してあると、友人の誘いや急用で帰りが遅くなってしまうこともあります。

また、1日外で身体や頭を使って疲れた後ではボーっとしてしまったり、眠くなるばかりではなく携帯が気になったりテレビを見たくなったりと練習中に集中が途切れやすくもあります。

朝は寝て体力が回復をした直後なので、目が覚めてしまえば集中力は持続します。

夜練習のメリットは…

・気がすむまでリラックスして練習できる

・家族が声かけをしやすい

・練習の幅が広がる

1度帰宅してからは練習後に出かけるということも少ないため、ゆったりとした服装でリラックスして練習することができます。

小さな子供や練習嫌いな子供の場合、親が声をかけないと練習を始めないということも多く、夜であれば母親が声かけをわすれても他の家族が帰ってきていることも多いので声かけがしやすくなります。

また、朝の練習でできないわけではありませんが、上達するために音楽理論を勉強したり演奏のコツを伝える教材、動画などを見てすぐに実践する練習方法は、ある程度時間に余裕がある夜の方が取り入れやすいと言えます。

まとめ

集中力があり短時間でも上達しやすい朝練習では基礎的な教本の練習、リラックスして長時間練習がしやすい夜練習では演奏表現を練習するなど使い分けができるとグンっと上達します。

しかし、専業主婦の方は平日の昼間に家族が会社や学校へ行った1人の時間に練習したり、夜勤がある仕事で一般的な練習時間ではどうしても練習ができないという方もいらっしゃいます。

朝の練習が集中力が高いとわかっても、自分の生活を考えて効率的ではないと感じた場合は無理に時間を設定する必要はありません。

自分の生活を考えて毎日は難しいと感じたら、時間に余裕がある休日に試してみてはいかがでしょうか?







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