ピアノのコード弾きを簡単にする謎の呪文とは

ピアノをクラシックから始めた人や、コード弾きで練習を始めて間もない人にとって、コードのアルファベットは考えるのにちょっと時間がかかってしまうことも…

ゆくゆくはコードを見た瞬間に手が勝手に動くところを目指していても、まずは考えながらコードを正しく覚えることが大切です。

ドレミをA,B,Cに置き換えるところから時間がかかってしまうという場合に、簡単に思い出せる呪文のような言葉があることをご存知でしょうか?

コードが簡単になる謎の呪文をご紹介します。

ドレミをCDEへ

コードの基本となるC、D、E、F、G、A、Bというアルファベットは、ドミソがCでレファラがBで…と1つづつ考えると覚えるのに時間がかかります。

コード弾きを簡単にする最初のステップは一番基本になる音だけを覚えることです。

例えばCはド、Gはソとアルファベットを見てすぐに基本の音を鍵盤で押さえることができるようにしましょう。

基本的に、ドレミファソラシはCから始まってD,E,F,GまできたらA,Bに戻る、もしくはABCDEFGがラから始まると覚えるとわかりやすいです。

しかし、ドレミのどこからABCが始まるのか、もしくはドレミがCDEから始まることを思い出せない人にはもう1つの方法があります。

それは、「シーディーイーエフジーエービー」や「ツェーデーエーエフゲーアーベー」など、1つの文章の呪文のように何度も呟いて覚えることです。

何かを覚えるときに、口に出して覚えると記憶がよみがえりやすいのですが、「ドレミファソはCDEFG」というような文章になってしまうとあまり効果はありません。

ツェーデーエーエフゲーアーベーはドイツ読みのABCで、クラシックのピアノから始めた人には馴染み深いのではないでしょうか。

1度覚えたら何年かブランクができても、スラスラと簡単に口から出てくるようになります。

コード弾きに使ってみる

「シーディーイーエフジーエービー」や「ツェーデーエーエフゲーアーベー」のような呪文が簡単に思い浮かぶようになったら、実際にピアノのコード弾きに反映させてみましょう。

ただ言葉としてだけ覚えてもアルファベットを見てすぐ音が押せるようになるわけではありません。

コード弾きはABCを見てすぐに音を出したいので、ピアノの鍵盤の上で指を動かしながら何度も口ずさむようにしましょう。

すると、親指を動かすときにすぐCが出てくる、中指ならEというように指と連動して思い出せるようになります。

ピアノの鍵盤で音も同時に確かめることができ、徐々に指とアルファベット、鍵盤が同時に思い浮かべられるようになればあとは鍵盤を1つづつ飛ばして弾くだけでコードになります。

まとめ

コード弾きは最初覚えることはやっかいですが、覚えてしまうと感覚で伴奏をつけたりアレンジをすることができます。

友人や家族と音楽を楽しむとき、時間をかけてピアノ伴奏を作り、楽譜に書いて練習して…というよりも、コード弾きができればその場で簡単に合わせて伴奏を付けることが可能です。

そのためには、なるべく早くコードと弾く鍵盤、指を連動して考えられるように練習を重ねることが大切です。







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