ピアノに通っている保護者同士で話をしているとき、知人の子供の発表会を見に行った時に「うちの子は上達が遅いのでは?」と心配になったことはありませんか?
同じ位の学年や始めたタイミングが同じでも、上達のペースにはどうしても差が出てしまいます。
上達が遅いと思ったときに保護者がすぐにできる方法を3つご紹介します。
上達に差が出てしまった理由
「うちの子は上達が遅い!」と、慌てて子供を怒りながらピアノに座らせる前に冷静に「本当に遅いのか」考えることは重要です。
また、差が出てしまったのであればその理由を知って、その子に合った練習方法を取り入れる必要があります。
上達ペースの違いは主に以下のことから差が出ます。
・レッスン回数や時間の違い
・講師の違い
・始めたタイミング
・家庭での練習
比べていた子供が一日何時間も練習をしてレッスン回数を増やしている熱心な家庭な場合、子供の頑張りだけではどうにもならないことがあります。
反対に、グループレッスンで同じ時間や内容でレッスンに通っていて遅いと感じた場合は、家庭での練習環境次第ですぐに改善できることもあります。
上達が遅れていたら
子供の上達が遅れているなと感じたら、次のことを試してみましょう。
1.練習時間を毎日固定
2.練習する楽器の見直し
3.声かけを変える
子供は1度他のことに夢中になってしまったら、すぐに頭をきりかることが難しい場合も多くあります。
練習時間を毎日固定し、ピアノの練習する直前にはテレビをつけずゲームも始めないなど練習前に気を配りましょう。
練習をする声かけも、「早く練習しなさい」「いつになったら」という言葉を使うだけで子供のやる気は落ちてしまいます。
些細なことですが「いつになったら」ではなく「そろそろ練習しようか」とニュアンスを柔らかくするだけで、練習嫌いが緩和される場合もあるのです。
また、最近では電子ピアノを使って練習をするご家庭も増えているのですが、電子ピアノと似ているからとキーボードで練習をしているお子さんもいます。
いくら子供がそのキーボードを気にいっていたとしても、遊びの時と練習するときでは必ず楽器を使いわけるようにしましょう。
レッスンで使っている楽器により近い楽器で練習する子とキーボードの子では、同じ練習時間でもどうしても上達の差が出てしまいます。
まとめ
子供のピアノ上達が遅いと感じたとき、先生と相性が悪い、先生のレベルが低いからと考える保護者の方も少なくありません。
しかし、人気がある先生に習っていて周りから見れば子供も楽しんでピアノを弾いているような方でも、他の家庭と比べて別の先生の元に通い始めて移動先に合わないというケースも実際にあります。
まずは家庭でできる3つの方法を試してみましょう。
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