ピアノの練習時間は大人だとどれくらい?素朴な疑問を解決

家事や勉強、仕事など、大人になると忙しさで練習時感が確保できない場合もあります。

あまり練習できない日が続くと焦ったり、段々練習する気持ちが薄れて弾かなくなってしまったり…

まとまった時間がとれないと思った瞬間にモチベーションが落ちてしまう方も大勢いらっしゃいます。

反対に、忙しくても毎日のように練習して上達していく方もいます。

ピアノの練習時間をうまく確保している方は、どのように時間をつくっているのでしょうか。

上達しやすい練習時間についてお話します。

趣味として楽しむピアノ

ピアノを習っている、独学で弾いている大人の方はコンクールや発表会などは関係なく、趣味として楽しんでいる場合の方が多いです。

子供のレッスンでは基礎を学んでいくため、練習曲やクラシックの曲を使用してステップアップしますが大人の場合は「好きな曲」を自分のペースで練習します。

体力的に余裕がある日や、弾きたかった曲を初めて弾く日などは気持ちが高まって自然と練習時間は長くなります。

しかし、忙しさで1日2日と練習ができないと同じ曲を長い期間練習することになり、曲への興味が薄れて弾く時間が減ってしまうのは大人のピアノで難しいところです。

毎日練習をする習慣をつけて日々の練習で達成感を得ることが、ピアノを趣味で続けるコツです。

どう練習すればいいのか

毎日練習をする習慣をつけるにはコツがあります。

1.何分練習するのか決める

2.練習するタイミングを決める

3.割り切って楽しむ

まず、練習を毎日何分くらいするのか決めます。

長時間練習できるのが望ましいですが、まとまった時間が毎日とれないようであれば10分から15分と短く練習時間を決めておきます。

気分がのっているときには設定したより長めに練習すればいいので、最低時間を決めます。

休みの日に長時間練習する場合でも、たいてい1時間~3時間くらいで集中が続かなくなってくるので、飽きてしまう前に「今日の練習は終わり」とした方が、次の練習時間が楽しみになる場合もあります。

たとえ決めてあった時間が短くても一度弾き始めると「今の部分もう一度やってみよう」と、途中から夢中になれるのもピアノの良い部分ですので重い腰を浮かせられれば成功です。

弾かないと指の動きが悪くなるので、気分がのらなければ10分程度で練習を終了しても、弾かなかった場合よりスムーズに指が動いてくれます。

練習を何分するか決めたら、自分の生活で練習するタイミングを決めます。

テレビを見たりお風呂に入った後のリラックスモードに入ってしまうと「ピアノ明日練習すればいいか」と気がゆるみがちです。

帰宅後にカバンを置いたらそのまま練習、夕食の片付けが終わったら練習、お風呂の前に練習などの椅子から立ち上がっている時がチャンスです。

また、ピアノは「今日はここまで弾けるようにしよう」と目標をたてて練習をする方も多いのですが、すんなり弾けないと段々イライラしてきて弾き方が雑になる場合もあります。

いくら長時間練習しても、どこを直せばうまくいくのか、指がどう動けばいいのか考えずに繰り返しているばかりでは間違った指使いが癖になって修正にも時間がかかります。

集中がきれたまま練習をダラダラ続けて疲れてしまうようであれば、時間で割り切る練習方法を試してみましょう。

まとめ

大人が趣味で行うピアノは「練習しなさい」と言われることもなかなかありませんので、自分の興味が薄れれば自然と練習時間が減っていきます。

子供以上に楽しんで練習をできるよう、最初からハードルを高く設定せずに無理なく練習できるようにしましょう。

1日で長時間練習をすれば急激に上達はしますが、いちど味をしめてしまえば「時間がたっぷりあるときに練習すればいい」と思うようになります。

毎日コツコツと短時間でもピアノに触る時間を作って、コツコツ練習をするように心がけることがピアノを長く楽しむためのコツです。







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