ピアノの練習は1日休むと指が動かなくなる?

「練習していないのに今からレッスン」という状況は、ピアノのレッスンに通っていれば一度くらいみな経験があるのではないでしょうか。

教室についてから、練習してこなかったことがいかに先生にバレないようにできるか…

しかし残念ながら、先生方は練習をしてきたかどうか演奏聞くまでもなく、レッスン室に入った瞬間からわかるそうですよ。

レッスン室に入るだけで練習してきたのかどうかバレてしまうのでは、下手になって気づかれたのとは違って目安にはなりませんね。

ピアノの練習は1日休むと指が動かなくなるとはよく言いますが、本当はどれくらい影響があるのでしょうか。

練習を1日休むときの影響と、どれくらいで復活するのかまとめました。

練習を1日休むと

最初に答えを言ってしまえば、練習を1日休むと感覚を忘れてしまうので、指は前回練習した最後の状態より動かなくなります。

ただし、曲の難易度や表現の起伏、練習している曲の進行状況、その人のピアノ歴や身体によっても影響や回復の早さには差があります。

極端な例ですが、ピアノ初心者が4分音符のゆったりとした起伏がない曲を練習している期間に1日休むとしても、指が回らなくなったという実感はほとんどありません。

毎日何時間も練習している人が16分音符の起伏が激しい曲を練習している期間に1日休んだ場合、まず自分でわかります。

特に新しい曲を練習し始めてあまり弾きこんでいない状態で1日休むと、ただでさえ弾けない曲がさらに弾けなくなっていて焦ります。

どちらにせよ、1日休むだけでその後に毎日練習していれば翌週のレッスンに支障はありません。

遅くても3週間程で感覚を戻すことは可能です。

ちなみに、多くのピアノの先生が「この子は練習してない」と感じる理由は「口数が多くなる」と「なかなか座ろうとしない」が多いようです。

なるべく自分の音を聞かせないように粘るのが仇となってしまっているようです。

1年のブランクは注意

言うまでもありませんが、本当に気をつけなければいけないのは1年以上練習を休むときです。

ピアノが好きで毎日練習を続けていた人でも、受験の期間や就職、結婚、出産などで社会人になってもずっと継続してレッスンに通うことが難しくなります。

生活が落ち着いて趣味でピアノを再会しようと思ったときに気になるのはブランクです。

練習を1日休むときと違い、1年もブランクがあると指が動かないことに加え、楽譜を読む速度も落ちています。

昔弾けた曲が全く弾けなくなっていたり、楽譜を読み返してもすぐに頭に入らないことでつまらなくなり挫折したのではもったいないので、簡単な楽譜から再開しましょう。

ブランクを作らないように継続して練習することができれば一番良いのですが、難しい場合は週末のリフレッシュとして短時間好きな曲を弾くだけでも数年後に違いが出ます。

ブランクができてしまってからレッスンを再開するときに「弾けなくなっていて恥ずかしい」と思う方もいますが、大人のレッスンを受け持っている先生方はブランクがある方も大勢見てきています。

人それぞれ弾けなくなっている程度にも差があり、先生も理解しているので安心して始めましょう。

まとめ

練習を休む影響や回復の早さは人それぞれですが、休む期間が長ければ長いほど回復には時間がかかります。

それはピアノが練習すれば必ず上達する楽器だからです。

1日かけて上達した部分のうちの数パーセントが身につき、残りは翌日にはあいまいになります。

あいまいな部分は翌日練習すれば思い出して定着する確立が高くなりますが、練習しなければ徐々に忘れてしまいます。

もし毎日練習をしているのに上達の壁を感じたら、練習方法を一度見直してみましょう。







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