ピアノ初心者の悩みを素早く解決に導く教え方

ピアノの先生をしていて初心者の方に何度説明をしてもうまく伝わらなかったという経験はありませんか?

多くの先生方はもう何年、何十年とピアノに向かい合ってきているので膨大な情報量がありますが、中には当たり前になりすぎて言葉では説明しにくいという部分もあるかと思います。

ピアノ初心者は先生から教えてもらうまで気づけないことや、練習や演奏の悩みを先生に聞いても自分の中で納得できなければ身に付かないこともあります。

解決しないままにしておくと、自分で情報を探して間違った情報を元に変な方向へいってしまうことも…

ピアノ初心者を迷走させず素早く解決に導くにはどんな教え方が効果的なのでしょうか。

情報量を絞る

30分のレッスンの中でピアノを弾く姿勢、ミスタッチをした部分、指の使い方、次の曲の話…など生徒さんに多くの情報を与えた場合を考えてみましょう。

ピアノ初心者で正しい姿勢が身についていない場合、先生が方は早めに姿勢を修正したいと思って最初に伝えるかもしれません。

しかし情報量が多いと後から言われたことや、生徒さんが気になっていた部分ばかり残って自宅練習のときには忘れてしまっている可能性があります。

ピアノ初心者の方は早く次の曲、楽しい曲を弾きたいと先に進むことを優先させてしまいがちなので、姿勢のことはあまり重要だと思っていない場合が多いのです。

1週間毎日かかさず練習をしてくる生徒さんはテキストも凄い勢いでこなしてくるため、先生から教えたいことは沢山出てくるかもしれませんが気づいたこと全てを伝えるのではなく、早めに直しておくべきことがあればそこに時間をかけましょう。

言葉だけでは伝わらない

ピアノの先生が教えるのは楽譜の読み方や音の長さなど言葉でもなんとか伝えられるようなことばかりではありません。

やさしく弾いてみましょう、元気に弾いてみましょうといってもすぐに音に表せるものではなく、気持ちばかりが先行してしまい聞いているほうからはどちらも同じように聴こえることはよくあります。

それを音に表すとき、長年ピアノを練習してきた先生であればタッチを変えてみたり自分で調節できるのですがピアノ初心者は方法を知らないのですぐには反応ができないのです。

基本的に練習は家でしてきてレッスンは練習する場所ではないのですが、一回伝えて治らないようであればその場で練習させる教え方にきりかえましょう。

早く進みたいピアノ初心者であればレッスンが始まってすぐに止まって練習してきたほかの部分が進まないことにモヤモヤしてしまう場合もあります。

よく練習をしてきて進みが速い生徒さんであれば一通り先まで聞いてあげてから一番直して欲しい部分まで戻り、残り5分や10分を練習にあてることでレッスンの満足度も上がります。

まとめ

レッスンに長く通っている生徒さんにはすぐ伝わるようなことでも、ピアノ初心者の生徒さんには同じように伝わらずいつまでも解決しないことがあります。

久しぶりに新しくピアノ初心者の生徒さんを教えることになると、教え方が他の生徒さんと教え方をきりかえにくい部分はありますが、生徒は理解できないことが増えるとやる気が落ちてしまいます。

教え方をきりかえて生徒が理解していない部分を放置しないようにしましょう。







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