人前でピアノを弾くことが決まっているのになかなか曲が仕上がらない、一応弾けるけど自信がないといった経験はありませんか?
しかも本番が近くなってくると焦りばかり増して、急に暗譜してあった部分が飛んでしまったり…
本番間近に「今更練習を増やしても変わらない」と思っている方はちょっと待った!
今から本番までの間がたとえ3日間ほどの短期間しかなかったとしても、まだ諦めないで下さい。
上達が遅い人でも、演奏が変わる練習法をご紹介します。
練習期間に余裕はあるけど全然弾けない時
発表会で弾く曲が決まってからけっこう経ってしまったのに、上達のペースが遅くて完成するか心配なときはあえて片手づつ見直しましょう。
早く完成させないといけない曲であっても、片手づつの練習がおろそかになってしまうとミスタッチが増えてかえって上達に時間がかかってしまいます。
また、毎回同じ部分をミスする場合はその小節だけ右手、左手、両手と何度も弾いて指の動きを確認します。
本番前のピアノ練習では1曲通して弾く回数が多くなるため、同じ練習時間でも苦手な部分を弾く回数は減ってしまいます。
苦手な部分を1つづつ潰しておくことで、本番が近くなってから演奏表現に力をいれることができます。
本番までの期間が短いときの練習法
本番まで3日あれば、短期間でも上達するためにできることはあります。
かなり早い段階から本番の曲を練習していた人は、既に曲への興味が1度薄れてしまっていることもあるのでこの短期間で暗譜が完璧か確かめる必要があります。
自宅のピアノで練習中に暗譜で弾けていても、安心して気が揺るんでいると本番で緊張しているときに飛んでしまうのです。
できることなら、家族や知人など親しい人に演奏を事前に聴いてもらいましょう。
緊張感の中で不安に思った部分を重点的におさらいすることができますので、他の人に頼むのが難しい場合は人に聞かせると思って録音してみましょう。
また、自分で弾いた演奏を録音しておいて何度もリピートして聞くことで、イメージトレーニングにもなります。
「もっと弱く弾いてみよう」「テンポはしっちゃうな」と自分で気づければ前日にしっかり練習しておくことができます。
本番が数日という超短期間の場合は、一曲通して暗譜で何度も弾く練習が効果的です。
また、集中力が湧かない場合はグランドピアノの貸室をしている場所を探して足を運ぶと、集中力が高まりピアノのタッチの確認もできるのでお勧めです。
まとめ
「明日本番なのに弾けない…」という最悪の場合でも諦めずに1度考えてみてください。
プロの演奏家はリハーサルで初めて合った伴奏者と数回合わせただけで本番を迎えます。
それはプロだから基礎ができているというのももちろんですが、もし初めて合わせたときに違っていてもたった数回で修正できるからです。
たった1日でも集中して練習できれば必ず上達はするので、短期間でもできる練習方法を取り入れてみましょう。
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