ピアノの練習を長時間行う場合の携帯タイマーが使い方

毎日長時間練習する方から、久々にピアノを弾くので時間もあるし長時間練習しようという方までおすすめしたいのが携帯のタイマー機能です。

長時間の練習では最初勢いがあっても集中力が途切れて、自分が練習しなければなからなかった部分まで到達できないということも…

指の運動から教本、レパートリーまでバランスよく長時間の練習ができるタイマーの使い方についてご紹介します。

集中力には限界がある

長時間の練習をするとき、取り入れてほしいのが指の運動になる音階練習やリズム練習です。

短い練習時間のときにはサラっと流して弾く音階も、指のタッチに意識して何パターンも練習をすることができるからです。

ただし単調な練習のために集中力が持続しにくい練習でもあります。

音階練習のうちから集中力がきれてしまうと、その後に練習しようとしていた教本やレパートリー曲まで集中できなくなるのでしっかり切り替えていく必要があります。

脳科学的に人間の集中力は90分ともいわれていますが、ピアノは人によって1日に5時間以上練習をするという方も少なくありません。

時間に余裕があっても身体が疲れて頭が働かないときなどはすぐに気が散ってしまいます。

ピアノはいかに集中力をつなげて練習するかが上達の鍵となります。

携帯タイマーの上手な使い方

スマートフォンやiPhoneでは無料アプリをダウンロードして使うことができたり、もとから機能としてタイマーやアラーム機能が備わっています。

その中でも長時間の練習におすすめなのが、目覚まし時計です。

携帯の目覚まし時計機能は非常に優秀で、自分の好きな時間をあらかじめいくつも登録することができます。

そのため練習開始時間をもとに、指練習を終える時間、教本を終える時間、休憩時間を設定しておけば計画的にバランスが良い練習ができるのです。

時間でアラームが鳴るようにしておけば、時計を気にせず集中して練習ができます。

この方法で練習するときはその日一番練習したい曲を最後にとっておき、思う存分弾けるように順番を考えましょう。

まとめ

練習するたびにいちいち目覚ましをセットするのは面倒くさいと感じるかもしれませんが、設定にはそんなに時間がかかるわけではありません。

むしろ集中力が切れたまま長時間の練習をして、練習の内容が薄くなれば1曲弾けるようになるまでにも余計な時間が必要になってしまいます。

ピアノは芸術なので気楽に練習する日があっても良いのですが、演奏の基盤を作るような期間は時間を設定して効率的な練習をこころがけてみてはいかがでしょうか。







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