ピアノを独学で再開する方法

幼いころピアノ教室に通っていても、ほとんどの方は小学生や中学生の間にいったん辞めてしまいます。

小学校のころであれば、他のことが楽しくなったり練習が嫌いでレッスンに行きたくなくなってしまう人が多く、中学生になると忙しくて辞める人が多いのです。

社会人になってひと段落し、またピアノが弾きたいなと思っても以前とは違って自分でレッスン料を支払って楽器も用意する…

ちょっとハードルが高いかなと諦めてしまってはいませんか?

子供のころレッスンに通っていたイメージと、大人ピアノではだいぶ様子が違います。

ブランクがあってピアノに再開したい方に独学がお勧めな理由をお伝えします。

独学ピアノのハードルは低い?

1度ピアノを習っていて再開したいという方には、まず独学でも初めてみることをお勧めします。

なぜなら、独学ピアノは今すぐまとまった時間がとれないからレッスンには通えない、生のピアノは用意できないという場合でもすぐに始めることができるからです。

独学ピアノは、忙しい期間は練習する曲を減らしたり、簡単な曲に取り組むなど自分でペースを調節できます。

しっかりはじめたいからレッスンに行きたい方でも、再開の一歩を踏み出すまでに時間がかかってしまうのでまずは独学ピアノで再開しておいて、タイミングが良いときにレッスンを始めればいいのです。

ただし、手を抜くことも簡単にできてしまうので、モチベーションの維持には工夫が必要です。

これさえあればはじめられる

気軽に始められる独学ピアノですが、始めるときには何を用意すればいいのでしょうか。

最初に用意するものは…

・最後に使っていたよりも簡単な楽譜

・自宅で練習するための楽器

ブランクが数年ある方は、久しぶりに楽譜を開くと今まで弾けていた曲がまったく弾けなくなっていることにショックをうけるのではないでしょうか。

ピアノは数年弾いていないとすぐに指が動かなくなるばかりか、楽譜を読むのも遅くなってしまいます。

ただ、子供のころレッスンに通っていた方は短期間でも比較的早く感覚が戻るので安心してください。

いきなり今まで使っていた楽譜を開くよりも、新しく難易度が低い楽譜を用意したほうが新鮮な気持ちで練習ができます。

レッスンに通っていたときにクラシックばかり練習をしていた方や、教本にのっている曲がメインだった方は自分で楽譜を探す楽しみもあります。

また、独学ピアノで練習されている大人の方に人気がある楽器は電子ピアノです。

生のピアノで練習できれば一番良いのですが、1人暮らしで近隣への配慮が必要であったり、自分の生活リズムで夜の練習が一番都合が良いという人も多いのです。

電子ピアノであればヘッドフォンで何時でも練習できるほか、再開したばかりでうまく弾けないときに他人の目が気になることもありません。

キーボードでは指の感覚や姿勢がピアノと全く違ったり、ペダルもついていないので最初から電子ピアノ以上の楽器を用意しましょう。

最近では低価格の楽器もあり、自分で用意しやすくなっています。

まとめ

ピアノが嫌いな子供でも、先生が変わって練習のペースが調節できるようになった瞬間ピアノを楽しめるという子もいます。

同じように昔ピアノを習っていたときには先生や保護者にペースの管理をされていた分、独学ピアノが楽しく感じるという方もいます。

練習が苦手だった方でも、大人になってから再開してみるとピアノの楽しさが再発見できるかもしれません。

まずは気軽に始められる独学ピアノを試してみてはいかがでしょうか。







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