独学でピアノを始めたくても、まったく始めての場合は何から手をつければいいかわからないこともあります。
大人の場合はピアノを始めようと思った出来事や目的もはっきりしているので、目的に合った方法で練習するのが手っ取り早いです。
どんな目的で練習をするのか、それぞれの方法をまとめました。
練習した先に求めていること
例えば、子供がレッスンに通っていて自分も弾いてみたくなった、知人がピアノを弾けるので自分も弾いてみたいと思ったという身近な方と同じ方向で考えている方。
憧れのアーティストの曲や、好きなジャンルの曲を弾いてみたい。
好きな映画の挿入歌が弾きたい。
仕事がおちついてきたので、有名なクラシック曲を弾けるようになりたい。
友人とバンドを組むことになって、鍵盤楽器の担当になったなど、現在独学でピアノを練習している方でも、それぞれどんな目的かは一人ひとりちがいます。
一口にピアノと言っても、クラシック音楽とバンドで弾くような曲、ポピュラー曲ではそれぞれ学ぶ内容が枝分かれしていますので目的に合った練習方法をする必要があります。
まずは自分がどの方向の音楽を演奏できるようになりたいのか、はっきりさせましょう。
それぞれ何から始めればいいのか
目的が明確になったら、それぞれ目的に合った楽器や楽譜を用意します。
クラシック曲が弾きたいのであれば、練習が進むにつれ指のタッチ感で表現する部分が出てくるのでキーボードやシンセサイザーではなく、生のピアノか電子ピアノなどが必要です。
バンドで自分の楽器を持ち運びしなければいけないようであれば、用途に合った電子楽器が必要になります。
楽譜はクラシックであればバーナムやバイエルといったテクニックを学ぶ教本と、簡単な曲集を1冊づつ用意して教本から始めます。
映画音楽やテレビで使われている曲を原曲に近い形で弾きたい場合も、最初はクラシックと同じ教本から徐々に簡単なアレンジになっている曲集を取り入れるようにしましょう。
バンド演奏や、伴奏がしたくて独学練習を始める場合はコードと、コード進行から初めても問題ありません。
何から手をつけていいかわからない場合は、コードから始める初心者用教材もありますので実際に売り場に行って、中に図で押す鍵盤が描かれているもの、説明がわかりやすい教材を選ぶようにします。
クラシックもポピュラー音楽も、どちらも楽譜には指の番号や記号を使うので、先に指の番号と楽譜の読み方、対応している鍵盤の位置は最優先で覚えると効果的です。
独学ではわからないところを自分で調べて理解しなければならないので、その説明が元からついている「初心者のための」「大人のための」「子供のための」といったワードが使われている教材がオススメです。
まとめ
独学での練習はどれくらい練習しなければいけないとか、何から始めるかなど自由なので、どんな方法でもコツコツ練習を続ければ上達します。
ただ、上達を実感する頻度が多ければやる気も上がって楽しく練習を続けられるようになるので、何から始めればいいのかわからない場合は簡単な基礎練習から始めましょう。
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