ピアノを大人になってから独学で始めても上達は難しいと思っていませんか？
子供がはじめての習い事としてはじめることも多いピアノですが、大人になってから始めたいという方も沢山いらっしゃいます。
しかしレッスンに通うとなるとレッスン料や通う時間を考えて諦めてしまう場合も多いようです。
ピアノに興味があるけどレッスンに通うのは…という方にピッタリなのが独学ピアノです。
大人になってから独学でピアノを始めても上達はしますし、有名なピアノ曲をサラっと弾きこなしている人もいらっしゃいます。
独学ピアノの上達速度について、レッスンに通っている方と比べて考えてみましょう。
どの程度基礎をつけるのか
大人になってからピアノを始める方は基礎を１から学びたい方、仕事や結婚式などでピアノを弾く機会ができたという方、好きな曲を自分でも弾いてみたいという方がいらっしゃいます。
ピアノのレッスンに通えば基本的なことは先生から指導してもらえますし、間違っていれば指摘をしてもらえるのですが独学だと自分でなんとか解決していかなければならない違いがあります。
発表する機会や目的がはっきりしている場合はもちろん、基本を１から学ぼうとしたらピアノはとても時間がかかるためレッスンに通って順序よく教えてもらった方が上達は早いです。
好きな曲を自分でも弾いてみたいという場合はある程度の基礎さえ出来てしまえばチャレンジすることができます。
独学で練習している方の中には基礎をまったく学ばず、自分がどうしても弾いてみたかった難曲にいきなり挑戦してみるという方もいるくらいです。
独学ピアノは自分の好きなタイミングで好きな曲にチャレンジできる自由度も魅力です。
また、上達速度に関してはどれくらい集中して練習できるか、練習時間がとれるかで大きくかわるのでレッスンに通っていても練習ができない人よりは熱心な独学者の方が進むこともあります。
子供と比べての上達速度は理解度や、自分が上手くなりたいと思って練習する気持ちで基本的には大人の方が有利なのですが、練習時間の確保が難しい大人の方が時間がかかってしまうことも多いようです。
独学ピアノでもある程度は基礎をつけたいとき
独学ピアノで基礎をつけたい場合はインターネットや書籍から情報を得ながら、自分で使う楽譜や練習する順番などを探して練習している方が多いようです。
慣れるまでは少し時間がかかってしまう工程なので、できれば時間をかけたくない…でも基礎はつけたいといった場合にはDVDの教材を使用してみるのも１つの手です。
DVD教材はレッスンに通うわけでもなく、費用も比較的安くすみますが無理なくステップアップできるように練習する曲やお手本の動画、基本的な知識が初心者でもわかりやすくなっています。
途中で「基礎はもうこれくらいでいいか」と思ったら中断しても、誰にも怒られないので好きな曲が弾けるようになりたい大人の独学者に向いています。
教材も１種類ではなく用途によって使い分けができるので、どの程度基礎をつけたいのか、どんな曲を弾きたいかで選ぶこともできます。
独学で好きな曲だけ弾きたいといっても１曲弾けるようになったら、他の曲も弾きたくなったという方もいらっしゃいますのである程度基礎をつけておくと次の曲でも経験が生かしやすくなります。
まとめ
独身の方は時間的に、家族がいる方は「自分の趣味に毎月レッスン料つかってもいいのか」など大人がピアノを始めるときには少し勇気がいるようです。
独学ピアノであれば時間や費用を考えても気楽にはじめやすいのではないでしょうか。
始めなければいつまでたっても弾けないままなので、レッスンが難しいようであれば独学でも始めてみてはいかがでしょうか。
様々な方法を試して、さらなる上達を目指したくなったときはレッスンに通うことを再検討してみましょう。
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