ピアノを習う理由は人それぞれですが、学校の先生や保育、介護系の仕事で必須なのでと音楽教室へ訪れる方も少なくありません。
3年以上前、2年以上前からレッスンを始める場合は本人の頑張り次第でなんとかなりやすいのですが、1年未満である程度まで上達しなければならないときもあります。
そんな超短期間で、しかも何曲も弾けるようにしておかなければならない場合はどんな練習が効果的なのでしょうか。
短期間のレッスンで上達するためにかかせないことをご紹介します。
レッスン回数の確保
ピアノに1年通うと聞くと余裕があるように思いがちですが、レッスンの回数で考えてみると実は意外と多くありません。
多くのピアノ教室では週1回で月に2~3回程度のレッスンを行っています。
1年で先生から教えていただける回数は24~40回程、行事や実習などでレッスンをお休みする場合はさらに回数が減ってしまいます。
順調にテキストが進んでいても実習で使う曲を急遽弾けるようにならなくてもならない場合もあり、足どめ状態になることも考えるとレッスン回数は多めに確保できるようにしましょう。
教室や先生によってレッスン時間や回数、振替ができるかも違いますし、実際必要なスキルが弾き歌いなどだった場合、対応してくれる先生を探すことも大切です。
自宅での練習
大人になってから急に仕事で必要になった方の場合、家庭に練習できる楽器がないこともありますが必ずレッスン時間以外で毎日ピアノを練習できる環境を作りましょう。
スイミングや野球など他の習い事は練習に行ったらその場で上達しますが、ピアノ教室は自宅で練習をしてレッスンで間違いを指摘してもらったり新しいことを教わる時間がメインです。
大人が短期間でピアノを上達したい場合、電子ピアノで練習をする方もいらっしゃいます。
本来なら鍵盤を触った感覚がピアノと違うので子供のレッスンではあまりお勧めしていないのですが、忙しい大人の方が夜でも時間を気にせず練習できるため有効です。
楽器を買うまで練習する場所がないという方は、ピアノの貸室をしている楽器店やスタジオを探してみましょう。
仕事で必須という場合はコード伴奏で、季節ごとの曲を何曲も練習しなければならない場合もあるので新しい曲を練習するようになっても、以前弾いていた曲に戻って練習することも有効です。
忘れてしまっていた部分を定期的に思い出すことができるので定着しやすく、新しい曲に応用しやすくなります。
まとめ
昔からレッスンに通って趣味としてピアノを習っている方と短期間で上達をして仕事で使いたい方の大きな違いは、必ず誰かに自分の演奏を聴かせなければならない日がやってくることです。
人前で緊張しやすい、今までそういった経験がないという方は先生に相談をしてみても良いかもしれません。
緊張していると普段間違えなかった部分を間違えてしまうこともあり、一夜漬けのような短期間の練習ではうまくいかないこともあるのです。
まだ本当にその仕事を目指すか考え中という方も、早めに覚悟を決めてレッスン回数、家庭での練習環境を整えましょう。
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