ピアノは独学に限界がある?レッスンに通うタイミング

ピアノを独学練習している方、もしくはこれから独学で始めようと思っている方は「独学の限界」が気になったことはありませんか?

独学には限界があると最初から諦めて練習をしていてはモチベーションも下がる一方です。

ピアノの独学には本当に限界はあるのでしょうか。

独学練習とレッスンに通う場合の違いや限界についてまとめました。

差が出る部分

最初に結論を言ってしまえば、趣味で楽しんでピアノを弾く目的であれば独学でも限界を気にする必要はありません。

しかし、レッスンに通ったときと全く同じように上達するとは言えない部分もあります。

ピアノのレッスンと独学で差が出てくるのは、最初の基礎を身に付けるまでの上達ペースと演奏表現です。

レッスンでは講師から指の使い方や楽譜の読み方など指導を受けることができるので、自分で教材を探す手間もありませんし、間違っていたらすぐに指摘してもらえます。

独学の場合は、自分で一つづつ試して正しい方法を身につけなければなりませんし、練習方法も詳しくわからないまま始めるケースがほとんどです。

また、ある程度楽譜が読めるようになって演奏が形になってきたときに、レッスンでは「もっと優しく」「ここから徐々に盛り上がって弾く」など客観的な視点からアドバイスがもらえます。

ピアノの表現は指や腕の力加減なので気持ちだけでは音に表せない部分も多く、講師は身体の使い方から指導をしてくれるのですが独学では気づくまでに時間がかかることもあります。

レッスンに通うべきか

今よりも上達のペースを速めたい場合や、将来保育系や音楽系の仕事をしたいと思っているのであればレッスンに通って正しく基礎を学ぶことは重要です。

しかし、自分のペースで趣味としてピアノを楽しみたいのであれば必ずしもレッスンに通わなければならないわけではありません。

実際数年前から動画サイトで人気が出てメジャーになるピアニストも増えており、ピアノ学習者からも憧れのまなざしをうけていますが、人気者の彼らでも全員がピアノレッスンに通っていたわけではないようです。

自分ひとりの力ではこれ以上の上達はできないと限界を感じてしまったら、次の方法を試してみるのもオススメです。

・音楽理論を学ぶ

・他の人の演奏を聴く

・DVD教材を取り入れる

音楽理論と言うと難しく聞こえるようですが、音楽用語や基本的な音楽の作りがわかる簡単な本は沢山あります。

楽譜だけではどうやって弾けば良いかわからなかった部分の謎が解けると、壁を乗りこえられるケースもあります。

また、他の人の演奏を聴いたり、動画でよく指使いを見てみると自分の間違っていた部分に気づけることも少なくありません。

それでもわからない部分が多すぎるという方は、指導DVDが付いた教材を取り入れるのも一つの手です。

DVD教材は初心者向けにわかりやすい言葉と手元の映像で解説してあるものも多く、レッスンに行くより費用も抑えることができます。

まとめ

ピアノのレッスンに通えば効率的に上達できる方法を指導し、自分では気づかなかった問題点をアドバイスしてくれます。

また、1ケ月のうち数回はレッスンで聞かれると思えば安定して練習する気持ちになります。

独学ピアノは毎月のレッスン料もかからず、低価格で自分のペースで練習できるというメリットもありますが上達がレッスンに行く人と同じペースというのは難しいと言えます。

しかし、レッスンに通っていても自宅で全く練習しなければ上達はしませんし、頑張って練習をしていても上達の壁を感じる瞬間もあります。

ピアノは奥が深く、いくらペースが速くても数年のうちに上達できることは限られています。

重要なのはペースよりも、無理なく続けられる自分に合った方法を探すことです。







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