ピアノ上達の壁を感じたら試してみるべき3つのコト

ピアノを始めてすぐは1日の練習で10曲や20曲弾けるようになっていたのに、半年、1年と曲が難しくなるにしたがって1日に進める曲数が落ちていきます。

数年すると1曲のうちの数小節でも難しく感じるような楽譜も増え、壁にぶちあたった感覚に襲われることもあります。

練習しても上達している気がしない、なかなか次の曲に進めない、思ったように表現できないという壁にぶつかったら試して頂きたい3つのコトを紹介します。

上達の壁にはこの3つ

ピアノが上達している気がしないと感じる方の多くは、既に自分の練習方法が確立されている場合が多いようです。

上達の壁を感じたら次の3つのコトを見直してみましょう。

・ミスタッチをする数

・次のステップに移行するタイミング

・練習する環境

ピアノの曲は慣れてくるといちいち鍵盤のどこを押すか考えずに体が覚えている音を弾くようになります。

そのため、何度も同じ部分をミスタッチして1曲通して弾く練習をしていると、いくら回数をこなそうが無意識に間違った手の動きで弾く癖がついてしまうのです。

同じ部分をミスするようであれば、その部分だけをピックアップして指の動きを確認しながら弾くようにします。

引く回数が正しい指の動き>間違った指の動き になれば自然と正しい音で弾けるようになるので意識してみましょう。

一つの曲から次の曲へ進むタイミングや、右手と左手を両方一緒に弾くようになるタイミングなど、次のステップに移行するのが早い方も要注意です。

ミスなく弾けたと思っても、曲が難しくなるにしたがって体が覚えて無意識に弾けるようになるまでには時間がかかります。

片手よりも両手、小節ごとより1曲通しての練習するほうが弾けた気がして楽しく感じますが、しっかり身につかないうちに進んでしまえば両手になったときに今まで弾けていた部分を間違うことも増えます。

また、丁寧な練習をしようとしても練習環境によっては集中できないこともあります。

家族がいる方は、家族がテレビを見ている横であったり会話しているところで練習していると、どうしても集中がとぎれてしまいます。

また、スマートフォンのSNSで頻繁に通知がきているときに練習をしようとしても気が散ってしまいます。

壁を感じていても上達したいという気持ちがあるのであれば、音の出るスマホやパソコンをミュートにするか電子ピアノであればヘッドフォンで周りの音を遮断する方法が有効です。

練習時間を決めてその間は家族に音が出ないことをしてもらうなり協力を頼んでみるのも効果的です。

壁を感じても悩まないこと

曲が進む速度が落ちて上達の壁を感じると「自分には才能がないのか」と悩む方もいます。

しかし、ピアノは正しい練習方法を続ければ1年後、2年後先には必ず上達する楽器です。

悩んで練習をしなくなってしまえば、せっかく続けていたピアノもだんだん指が動かなくなります。

うまく弾けないと悩んでいる方ほど練習をしているから壁を感じるので、反対に練習をあまりしない方よりも数年後上手くなっている可能性は高いのです。

まとめ

長くピアノを弾いていると、上達の壁は1度ではなく何度も感じる瞬間があります。

壁を感じたらその都度、自分の日ごろの練習方法を振り返ってどこがおろそかになっているのか明確にしましょう。

意識して練習していたつもりでも、振り返ってみると集中できていない部分というものが出てきます。







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