ピアノが無い場所で空き時間に練習できる左手の使い方

左手で箸を使えるとピアノがうまいという話は聞いたことありませんか?

もちろん練習をしていない人がいくら左手で箸を使えても上達するハズはありませんが、左手を起用に動かすことは大切です。

右手の旋律はすぐに弾けるようになっても、左手はうまく動かないという方も多いのではないでしょうか。

仕事の休憩時間や電車での帰宅中など、楽器がない時にもできる左手の練習をご紹介します。

左手の感覚を養う

ピアノは練習し始めてすぐにスムーズな指の動きをするのが難しいため、スケールで指の準備運動をすることは大切です。

指の運動をする前と後では一つ一つの音のバランスが良くなっているのがわかるという人も多いでしょう。

特に左手をピアノ以外では積極的に使うことが少ない右ききの人は、左手の感覚が鮮明になるまで時間がかかるため指の練習は不可欠です。

しかし、仕事や学校で忙しいと毎日欠かさず長時間の指練習を取り入れることは難しくもあります。

左手の指をバラバラに動かす、力を調節するためには普段から意識して左手を使うことが有効です。

楽器がないときの練習方法

練習方法といっても、楽器がないところで曲を練習するわけではありません。

左手をスムーズに動かすための準備運動とストレッチです。

有効なのは…

・グーとパーを繰り返す

・一本ずつ指を折り曲げる

・ピアノを弾く手の形で両手を合わせて指をくるくる回す

手を思い切りにぎりしめたり、指と指の間がしっかりのびるようパーの形に広げる運動は、10回ほど行っただけでも効果があります。

手を大きく広げたまま、一本ずつ折り曲げていく運動は指の付け根がしっかりストレッチされます。

ピアノを弾く手の形で両手の指同士をくっつけ、親指から内回り、外回り10回づつくるくると回す練習は他の指が離れないように意識して行いましょう。

慣れないうちは中指や薬指をまわすときに指が離れやすいので、考えながら指を動かす練習になります。

また、全ての指を合わせて中心に向かって力を入れると、力の弱い指がペコっと反ってしまうので自分が苦手な指も把握することができます。

力を強く入れる必要はありませんが、クルクルまわす練習と一緒に、毎日軽く力を入れるようにしていると指の支えが明確になります。

どれも長時間やりすぎると手がつってしまうので、無理のない程度に行いましょう。

まとめ

ピアノの練習は楽器がある場所で、時間が確保できないと難しいこともあります。

人目が気になる場合でも、この方法は寝る前の布団の中や食後にテーブルの下でもできます。

限られた練習時間を有効に使うために、楽器がない場所でも短時間で行える指の練習を取り入れてみてはいかがでしょうか。







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